お知らせ

足の裏の痛み

4月のご挨拶🌸

4月に入り、各地で桜が見頃を迎えています。
春の陽気は心地よいものの、花粉症の方にとっては症状のつらい時期でもありますね。

鼻づまりがひどい際には、詰まっている側の脇に握りこぶしを強く挟むことで、交感神経とリンパ循環への刺激を通じて鼻通りが一時的に改善されることがあります。
薬に頼らず対処したい方に、ひとつのセルフケア法としてお勧めしています。


🦶【症例紹介:足底部の痛みと下肢機能障害】

本日ご紹介する患者様は、足底部の痛みおよび下肢の慢性的な違和感を主訴として来院されました。

視診・触診および整形外科的検査を行った結果、

  • 足底筋群の過緊張

  • アーチ構造の崩れ

  • 距骨下関節および中足骨のアライメント異常

が確認されました。これにより、荷重の分散が不均等となり、歩行時に足底部へ過剰な負荷が集中している状態でした。


❗️【このまま放置すると…】

このような足部の構造的な乱れは、以下のような症状を引き起こす可能性があります:

  • 起床時の歩行時痛(モーニングペイン)

  • 長時間の歩行困難、倦怠感

  • 二次的な膝関節・股関節・腰部への連鎖的負担

特に足部は人体の荷重支持・バランス保持において重要な部位であり、
アライメント異常を早期に修正することが、長期的な関節保護にも繋がります。


🔧【施術内容】

施術では、まず全身の筋緊張を調整し、交感神経優位な状態を緩和
続いて、**距腿関節・距骨下関節・リスフラン関節などのアライメント調整(整復的手技)**を実施しました。

さらに、深層筋群へアプローチするため、高周波EMS機器「コアレ」を用いてコアスタビリティの強化と痛みの軽減を図りました。


😊【施術経過と結果】

数回の施術を通じて、足底部の疼痛は著しく軽減。
現在では「起床時の痛みもなく、日常生活が快適に送れる」とのお声をいただいています。


📌【まとめ】

足部の歪みやアライメント不良は、単なる「足の痛み」にとどまらず、全身のバランス崩壊を招く起点にもなり得ます。
違和感や軽度の痛みでも、早期に適切な評価・処置を受けることが、健康寿命を延ばす第一歩です。

この記事を書いた人
寺尾 俊彦
寺尾 俊彦
名古屋市出身。
子供の頃から人の体のつくりや運動指導の仕事に興味があり、高校卒業後はスポーツトレーナーの養成校に進学し、ライセンスを取得してからトレーナーの仕事に従事していました。トレーニングを行うのは健康な人だけではなく、腰痛など痛みの緩和を目的にトレーニングを行う人もいました。
痛みに困っている人を見ていく中で、「もっといろいろな人」を治せるようになりたい、と思い、治療家としての道を進む事を決めました。
柔道整復師の専門学校を卒業後し、接骨院に勤務しましたが自分の知識と経験を活かし、自身の幅を広げるため、介護施設に転職。
そんな最中、「自分は施術がしたい」という想いが日々強くなっていく中で、テラピストという会社に出会い、現在に至ります。
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